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皆さん、おはようございます。京都・四条新京極入り口の阪本漢方堂です。
本日は母の日。
家の内外での仕事、子育て、親の介護や看病と世間の母は大忙しです。
今朝は更年期、その中でも「血の不足によるトラブル」を中心に取り上げてみましょう。
なんとなく「血の不足」と云われると貧血をイメージではないでしょうか?
漢方の世界で云う「血の不足によるトラブル」はもう少し広い捉え方です。
漢方の世界では「気(き)、血(けつ)、水(すい)」と云う考え方があります。
これらのバランスが崩れると体調も悪くなるとされています。
その中でもホルモンバランスの乱れと関係の深いのが「血(けつ)」です。
更年期はホルモンバランスが大きく乱れるので、
この「血」に対するケアが大切です。
「血」には、
身体を潤したり、
ホルモンの分泌を調整したり、
身体の隅々まで酸素や栄養を運んだり、
気持ちを落ち着かせたりする働きがあると考えられています。
ではこの「血」が不足してきたらどのような症状が具体的に出てくるのでしょうか?
皆さん、今から9つ挙げますのでご自分に該当する項目何個あるのかをチェックしてみて下さいね。
□抜け毛が増える
□髪につやが無くパサつく
□目が疲れやすく、乾燥しやすい
□肌が乾燥する
□眠りが浅く、夢をよく見る
□顔色が悪く、ふらつく
□爪がもろくなり、よく割れる
□手足が冷える
□生理痛、不正出血など月経トラブルがある
以上、9つ項目がありましたが、皆さんいかがでしたか?
男性でも起こる訳ですが、
それでも女性の場合、毎月の月経や妊娠・出産・授乳などでも血を消耗するので、不足した状態に男性よりなり易いのです。
対策としてどのようにするのでしょうか?
漢方では、血が不足しているのならば、補えばいいと考え
「補う血」と書いて補血(ほけつ)と呼ばれる生薬の組み合わせを用います。
そうすることで、
1.血を補い、血量を増やす
2.全身に酸素や栄養が行き渡る
3.新陳代謝が促進される
4.冷えが改善、肌が潤いハリ・透明感がアップする。髪の毛にも艶がでる。
などの好循環が生まれます。
どのような漢方薬の原料生薬を用いるのでしょうか?
一つは、セリ科の当帰(とうき)、
それと阿膠(あきょう)です。
これはロバの皮や腱などを煮出して作られるコラーゲン豊富な膠(にかわ)のことです。
血を補う働きだけでなく、
無駄な出血を防ぐ働きもありあり、
毎月の月経量が多すぎる場合や婦人科の病気による子宮からの不正出血を防いでくれます。
阪本漢方堂で取り扱っている液体の漢方薬は、当帰や阿膠(あきょう)・膠(にかわ)をはじめ9種類の生薬から作られています。
1本300mL(約40日弱)で、お値段は税込み6480円です。
発送も承っております。
改めて、次のような方にお勧めです。
更年期の方の生理痛、生理不順、冷え症、貧血
肩こり、頭痛、腰痛、めまい、耳鳴りのお悩みの方に、おすすめしたいと考えています。
それでも体質によっておすすめ出来ない方も有りますので、阪本漢方堂にお尋ねくださいます。
皆さんの周りに更年期障害の症状で心や体の不調を感じている方がいらっしゃいましたら、
是非教えてあげて下さいね。
阪本漢方堂