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皆さん、おはようございます。
京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。
最近、次のようなこと皆さんの周りで、増えていませんか?
1.テレビを見ていて、人の名前が出てこない。
2.台所、火をつけたまま忘れてしまい鍋を焦がしてしまった。
3.食事したことは覚えているが、何を食べたか思い出せない。
4.テレビショッピングや新聞折り込みチラシを見て注文をしたが、届いた商品を見て何のために購入したか思い出せない。
5.ご主人又は奥さんどちらかが、病院に行くと告げて出掛けたのに、途中で「どこに行っているの?」と携帯に電話が入り、帰宅後もどこに行ったの?と聞いてくる等
人生100年時代頭もしっかりとした状態で、自分のことは自分で出来る状態で人生を過ごしたいものです。
さて認知機能とは、「記憶」や「理解」、それに「思考」や「判断」などを含む能力のことで、
加齢とともに衰えやすいのが、「記憶力」「注意力」「処理速度」などの能力です。
記憶力の中でも自転車の乗り方は忘れないけど、昨夜の夕食の内容を覚えていないなど特徴があります。様々なことに注意を配分する能力は衰えやすいので、食事(料理)を作ることも億劫になってきます。
改めて「認知症など病気が原因」と、「加齢による脳の働きの低下(脳の老化)が原因」とに分けてみてみましょう。
認知症の種類にはいくつかあり、
一番多いのがアルツハイマー型認知症で、次いで脳血管性認知症、レビー小体型認知症、
前頭側頭型認知症、その他へとの順番になります。
その他に若年性認知症、アルコール性認知症など他多数が含まれてきます。
加齢による脳の働きの低下(脳の老化)の原因の一つは、脳への血液や栄養成分の供給量の低下で、漢方では血の滞りが生じていないか重要視します。(*1)
細かく考えると脳の栄養不足は、例えばペットや配偶者との死別による食欲不振、加齢に伴い味覚の変化による食事量の減少、またちゃんと食べていたとしても消化吸収能力の低下など挙げられます。
また他の原因として脳の神経細胞の変化です。
過剰な活性酸素が、「脳のゴミタンパク質」(*2)を凝集させて神経細胞を傷つけます。
神経細胞の構造、姿も変化し、栄養素やエネルギーを作り出すミトコンドリアを運搬する管(*3)が塞がれてしまうことや、
神経伝達物質を受け取る突起状の部分(*4)が萎縮してしまい神経細胞同士のつながりが低下し、情報を伝えることが出来なくなります。
また「脳のゴミタンパク質」(*2)は睡眠中に減っていきます。睡眠時間が短いと十分に減らすことが出来ず、「脳のゴミタンパク質」(*2)の濃度が高くなります。
不眠や寝不足はアルツハイマー型認知症を引き起こす要因にもなります。
よってちゃんと寝られない方は、漢方で自然な眠りを得られるように症状改善なさるのもおススメです。
阪本漢方堂では、脳、頭への血液の供給量や過剰な活性酸素から脳を守る栄養の話や
物忘れ予防で話題性が有りよく取り上げられるイチョウの葉や、デパ地下でたまに見かける山伏茸(ヤマブシダケ)、生薬ではヒメハギ科の遠志(オンジ)、アカネ科の釣藤鈎(チョウトウコウ)、セリ科の当帰など複数の素材が、
お茶のように煮出すタイプから、簡単に飲むことの出来る粒タイプ、液体ドリンクタイプ、顆粒タイプなど、あなたに合った毎日続け易いタイプが見つかると思います。
皆さんの周りに、用事を思いついて別の部屋に行ったら、何をしに来たかを忘れてしまう方をはじめ、物忘れ予防が気になる方がいらっしゃいましたら、資料など情報を用意していますので、阪本漢方堂を是非教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
*1?血(おけつ) *2アミロイドβタンパク *3微小管、神経細胞軸索の変性
*4スパイン