皆さん、おはようございます。

京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。

本日は、他人（ひと）に相談しづらい内容、痔、痔核について取り上げてみましょう。

人に相談しにくい相談内容の一つに、お尻の悩みを挙げられます。

年が明けてから、より本格的な寒さが続く中、具合が悪いと相談をお受けします。

イボ痔、切れ痔、穴痔などは、同性のお医者さんであっても、場所が場所なだけに、とても抵抗を感じてしまうと、おっしゃる声を、お聞きします。

 

イボ痔、切れ痔でお悩みの方の中で、手足の冷え、お腹や腰の冷えを感じている方は、お風呂と漢方がおススメです。

お風呂の良い点として２つ。

まず一つ目は、毛穴を開き皮脂や、皮膚表面の汚れを洗い流してくれます。

次に二つ目は、温熱作用。

体温が上がり身体が温もるだけでなく、血管が広がります。

全身の血流が３～４倍になり、身体の中から温まることが出来ます。

温まることで肛門付近の血流が良くなり、肛門括約筋もリラックスしてくれます。

その他にもおまけとして、靭帯が柔らかくなり関節の動きも良くなることで腰痛、神経痛、肩こり、膝足首の痛みの軽減にも役立ちます。

しかし温めることで炎症がひどくなり悪化する急性の痔瘻（ぢろう）や、肛門周囲膿瘍（こうもんしゅういのうよう）には、注意が必要です。

 

では具体的に、おススメの和漢生薬配合した薬用入浴剤「湯の素」をご紹介しましょう。

それはカミツレ（カモミール）をはじめ、ミカンの皮：陳皮（ちんぴ）、せり科の当帰や川宆（せんきゅう）、あとヨモギ：艾葉（がいよう）、ミント：薄荷などが細かく刻んだ状態で、１回分ごと袋に入っている入浴剤です。

湯を張った湯船に入れるだけ簡単に使用出来ます。

 

そしてこの薬用入浴剤「湯の素」は次のような方におススメです。

痔をはじめ、しもやけ、手足腰の冷える方、肩こり、腰痛、神経痛、リウマチでお悩みの方、

湿疹を患っている方などです。

香りも良く、湯冷めしにくいと好評です。

ちなみにお値段は、お一つ１０包入り税込１９８０円です。

その他に阪本漢方堂オリジナル「ゆ」３包入り税込６６０円もご用意しています。

今お使いの入浴剤と是非、使い比べてみて下さい。

次に飲んで頂き、身体の内部から改善する漢方薬を２つご紹介しましょう。

仕事をはじめ生活の習慣上、長時間の立ち仕事や座り仕事を続ける方の場合、肛門周辺への負担が多くなり、肛門の辺りにうっ血をきたす可能性が上がります。

また便秘の方や、出づらい方が完全に便を出し切ろうと、強くいきみを繰り返すことで、

肛門周辺にうっ血が起こり、痔核が大きくなり、「こんにちは！」と肛門から顔を出すようになります。

まず便秘がメイン、次に痔でお悩みの方には乾坤（けんこん）９００錠入、（税込）２９７０円の飲み易い丸薬（粒タイプ）がおススメです。

逆に痔のお悩みがメインで、次が便秘の方には、同じく飲み易い丸薬（粒タイプ）の精華槐角丸（せいかかいかくがん）をおススメします。

歩いている時に痛みを感じる方、長時間座っているとお尻がムズムズする方、また排便時に切れてしまい鮮血色の出血を伴う方などいませんか？

 

精華槐角丸は、切れ痔、イボ痔などで痛みや出血を伴う方、肛門周辺に起こる病気に伴う便秘にお悩むの方におススメな漢方薬です。

便秘の有無や、頑固さに加減によって、ご購入の際に、スタート時の粒数や服用するタイミングもちゃんと服用する方に合わせてお伝えいたしますので、とても安心です。

４８０丸（約１か月目安）税込７１５０円です。

 

皆さんの周りに、便秘や肛門周辺のトラブルを感じる方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。

相談の出来る薬局　阪本漢方堂

 

＊表示価格は令和４年1月現在