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皆さん、おはようございます。
京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。
今朝は「貧血」について取り上げてみましょう。
皆さんに次のような症状ございませんか。
身体がだるい、疲れやすい、身体が冷える、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、耳鳴り、顔色がさえない、目や口の粘膜が白くなる、爪が平たくなる・スプーン状になるなど。
実はこれら、貧血の症状として現れている場合があります。
動悸や息切れをひどく感じるようになると、心臓や肺の働きが先に心配になるので、まさか貧血が関わっているとは思いにくいのです。
また高齢の方で「反応が鈍い」「頭がボーとする」など有る場合、認知機能の低下を考えてしまいますが、貧血による脳への酸素不足も原因として考えられます。
阪本漢方堂の健康相談でも、訴えられるお悩みの症状に貧血が隠れていないかをイメージしながらお聞きしています。
でもどうして貧血だと疲れたり、身体が冷えたりするのでしょうか?
そもそも貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが少ないことをいいます。
赤血球は酸素を運ぶ働きをします。貧血で赤血球が不足すると、身体は酸素不足になってしまいます。
自動車に例えると、エンジンでガソリンが燃える時に酸素が不足すると、ガソリンは不完全燃焼を起こし、エンジンのパワーが低下します。
これと同じように、身体に酸素不足がおきると、細胞ではエネルギーが十分に作られなくなり、エネルギー不足になります。
すると眩暈(めまい)や立ちくらみ、末端の冷えなどが生じやすくなります。
ではどうしたらいいのでしょうか?
その為には赤血球の材料を普段の食生活で、ちゃんと摂り、消化吸収させること。
貧血の原因として鉄分の欠乏が知られています。
しかし、それ以外に亜鉛や銅などのミネラル類や、ビタミン類ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸、ビタミンAなどが欠乏しても赤血球やヘモグロビンが減少し、貧血が起こります。
普段の食生活で栄養バランスが悪い方、体調を崩してしまい小食になられた場合など注意が必要です。
阪本漢方堂には、海のミルクと云われる牡蠣(オイスター)に関連したわかりやすい貧血対策の栄養素の資料や、貧血の漢方薬の資料を準備しています。
なぜなら牡蠣(オイスター)には多くの亜鉛や、鉄もほうれん草と同様に含まれており、亜鉛や鉄の補給に優れています。
普段の食生活で召し上がるのも一つです。
皆さんの周りに、貧血かしら?と感じている方がいらっしゃいましたら、是非、教えてあげて下さいね。
最後に耳より情報のお知らせです。
3月末日まで阪本漢方堂四条新京極本店と西陣千本店へお越しの方に、先週もご紹介しました国内産牡蠣肉エキスの粒、千円分の試飲キャンペーンをしております。
詳しくは店頭又は、電話でお問い合わせ下さいませ。
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