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2017/03/12 放送
ラジオをお聞きの皆さん、おはようございます。
ここ数日、肌寒い日が続いておりましたが、皆さん体調を崩しておられていませんか?
寒い日から急に暖かくなるのはまだ良いのですが、逆に暖かい日から急に寒くなるのは、体にこたえます。
「風邪かな?と思っていたら、花粉症だったわ」との話が出るのも、この季節の特徴です。
さて今年も既に花粉症が発症してしましいつらい思いをされている方も多いのではないでしょうか?
京都府花粉情報センターの花粉飛散状況を見ますと、既に京都府各所で飛散が開始となり、気温が上昇すればスギ花粉飛散の第一ピークを迎えると思われるとのこと。(3月9日現在)
また日本気象協会発表のヒノキ花粉のピーク予測・大阪では3月下旬から4月中旬までとのこと。
これから晴れた日は、益々花粉が飛びやすくなりますので要注意になります。
屋外で仕事をなさる方は勿論、通勤・通学・買い物と花粉症を患っている方は嫌な時期ですね。
花粉症対策として皆さんはどのようになさっていますか?
家の中で洗濯物を干すことや、外出する際には花粉症対策眼鏡やマスク姿で出掛けるなど、
また帰宅後も玄関口で上着を着替えたりして花粉を家の中に持ち込まないように、
対策をなさっている方も多いのではないでしょうか?
しかしバイクや自転車で出掛けたり、スーパーに買い物に歩いて出掛けたりすると、目がゴロゴロしてきて、何度もまばたきをしたくなり、次第に痒みに襲われ、鏡を見ると瞼の下が赤くなっているなんてこと、ございませんか?
そのような時に皆さんはどうなさいますか?
今朝は花粉症対策の中でも、特に目薬についてみてみましょう。
普段から花粉症に限らず目薬・点眼薬を使用する方も多いと思います。
ラジオをお聞きの皆さんは、目薬の適量をご存知ですか?
「いつも2~3滴差して溢れさせているのよね~」なんて方も多いのではないでしょうか?答えは1滴で充分です。
目薬を点す(差す)と、まぶたと結膜にある袋状のところ(*1)に溜まります。
この袋の溜められる最大量が、点眼液1滴量前後の量(*2)です。しかもその袋には健常者の場合約1/4量の涙(*3)があると云われています。
ですから失敗せずに目薬を点す(差す)ことが出来たならば、基本は1滴で充分です。
しかし目薬・点眼薬といいましても、本日紹介の花粉症・アレルギーなどによる炎症の目薬から、ウィルス性・感染症の目薬、白内障や緑内障の目薬、ドライアイの目薬など種類がたくさん有りますので、用法・容量をよく読んでお使い下さいね。
さて阪本漢方堂薬局では、この季節の目の痒みや充血の場合、どのような目薬を用いるのでしょうか?
本日は一つ漢方専門店がおすすめする目薬・点眼薬を御紹介致しましょう。
用いられるのは、大峰山の陀羅尼助の主成分でもあるミカン科のキハダ(生薬名は黄柏:オウバク)やキンポウゲ科の黄連(オウレン)から抽出された成分と、マメ科の甘草(カンゾウ)から抽出された成分が配合された特徴ある目薬です。
その他に角膜の保護成分のコンドロイチン硫酸ナトリウム、それにアレルギー症状を緩和する成分などが配合された、透明な黄色の目薬で、新・黄珠目薬(シン・オウジュメグスリ)と云います。知る人ぞ知る目薬です。
この眼薬は次のような症状でお困りの方におすすめです。
目の疲れ、目のかゆみ、目のかすみ(目やにの多い時など)、それに結膜の充血、(ほこりが目に入ったときなど)眼病予防、また紫外線その他の光線による眼炎、まぶたのただれ などでお悩みの方におすすめです。
目薬を差した後のスーッと沁みる感じが無いのでおすすめです。
「この目薬がよく効くのよ~」と、今年もまた買いに来られました評判の良い目薬です。
御遠方でお越しになれない方、お近くでも忙しくいらっしゃることが出来ない方の場合には、着払い便にてお送りすることも出来ます。
花粉症・アレルギー性鼻炎でお悩みの方は、一度阪本漢方堂に相談してみられてはいかがでしょうか?
あなたに合った良薬がみつかるかもしれません。
阪本漢方堂
(*1)結膜嚢 (*2)約30μℓ (*3)涙液約7μℓ