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皆さん、おはようございます。
今朝は「漢方のコラーゲン、血の不足に役立つ漢方のゼラチンとその漢方薬」についてご紹介しましょう。
さて「貧血」と云われると何を連想されますか?
「顔色が悪い、鉄不足、血液検査で赤血球が引っかかる」などでしょうか?
阪本漢方堂でお受けする漢方健康相談の中に、なんとなく身体がだるい、頭が重い、頭痛がする、動悸や息切れがするなど、貧血を疑いたくなる内容、訴えをおききすることがあります。
その際には「漢方医学的に、この方は血が不足していないかな?(*1)それは全身かな?身体の一部分かな?その場合に血の巡りはどうかなぁ?巡りが悪くなり滞っていないかな?(*2)巡らせるためのエネルギーは不足していないかな?(*3)」などなど頭の中でイメージしながらカウンセリングを進めていきます。
そもそも漢方の考え方の中に「気・血(けつ)・水(すい)」があります。
例えば血(ち)と書いて、漢方では血(けつ)といいますが、
西洋医学で云う血液の成分や血液循環をはじめほぼ一緒ですが、漢方ではもう少し大きなイメージで捉えています。
① 全身の組織に酸素や栄養を運ぶ働き
② 髪の毛、爪、肌、筋肉などに潤いを与える働き
③ 全身に熱そのものプラス各臓器に熱を生み出す材料を運ぶ働き
などがあり、
不足していないか、巡りが悪くなって滞っていないか、また漢方独特の考え方ですが、血に熱がこもっていないか?(*4)などみていきます。
もし血が不足した状態なら、酸素や栄養、潤いなどが不足することになるので、顔色が悪い。肌ならツヤが無くなる。皮膚がカサカサになる。爪ならもろくなる。爪が割れたり、欠けやすくなったりする。筋肉がけいれんする。瞼のピクピク、こぶら返り。動悸がする。目ならピントが合わない、目のかすみなど、出てまいります。
そのような場合に用いたくなるのが漢方のコラーゲン阿膠(あきょう)です。
ロバの骨や皮・腱などコラーゲンの多いところをグツグツと煮出して抽出して作られた膠を用いるのです。
働きとして、月経量の多すぎる場合や産後の出血、また婦人科の病気で不正出血を防ぐ働きがあります。
その他、血を補う働きがあり、血の不足した次のような状態に用います。(*1)
貧血、立ちくらみ、顔色が悪い、冷え、お肌の乾燥、髪の毛のツヤが無くパサつく、爪がもろくなり割れたり、かけたり二枚爪など爪トラブル、生理痛、更年期障害などを改善する漢方薬に配合されています。
この働きを上手く用いた液体の漢方薬:婦人宝(ふじんほう)を紹介しましょう。
セリ科の当帰や川?(せんきゅう)、ボタン科の芍薬など9種類の生薬が配合されております。
身体を温め、血を補い、巡らせてくれます。
服用も朝晩1日2回で済み、1回5mlの液体の漢方薬です。
顆粒・粉タイプが苦手な方におススメです。
冷え症の方はお湯割りがおススメです。ほのかなセリ科の植物の香りと、黒糖の甘さに飲み易さを私は感じます。
お値段はお試し用10日分2000円、3本入り30日分5500円です。
貧血や冷え症、生理痛、生理不順でお悩みの方、
更年期障害の症状でお悩みの方
のぼせ、めまい、肩こり、耳鳴りでお悩みの方
詳しくは店頭又はお電話でお尋ねくださいませ。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
価格表示:令和5年5月現在税込み価格
*1 血虚(けっきょ)
*2 瘀血(おけつ)
*3 気虚(ききょ)
*4 血熱(けつねつ)