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「水虫・いんきん・たむし 赤まむし膏」

皆さん、こんにちは。

この一週間でとても蒸し暑くなってきました。

阪本漢方堂の生薬保管室の除湿機のタンクも24時間を待たず満タンになっています。

 

例年湿度が増してくると増えてくるお悩みの一つ「水虫、いんきん、たむし」をみてみましょう。

水虫の原因は、真菌(カビ)の仲間である白癬菌(はくせんきん)が皮膚や爪の角質層に入り込んで起こります。

この白癬菌は、湿度が70%を超すようになると活発に活動します。(*1)

靴下を履いている足の湿度はさらに高く、蒸れ蒸れです。

 

最近では梅雨時や夏だけでなく、冬場も含め一年中お悩みの方がお越しになられます。

ブーツを履くようになったり、保温性の下着なども普及して蒸れやすくなったりすることも

原因の一つとして挙げられ、近年では夏だけでなく、冬場も含めて男性・女性関係なく、

一年中お困りの方がいらっしゃいます。

 

さてここで水虫チェックをしてみましょう。

1. 一緒に暮らす家族に水虫の人がいる

2.  靴を履いて過ごす時間が長い

3.  皮靴やブーツをよく履く

4.  不特定多数の人が裸足で歩く場所(温泉やジム)によく行く

5.  足の裏にひび割れがある。ストッキングがひっかかりやすい。

6.  爪が変色して、厚くなっている

皆さん、いくつ該当するでしょうか?

 

 

さて水虫の原因である白癬菌(ハクセンキン)は、私達人間の皮膚の角質層に住み着きます。

つまり垢(あか)が出る体のほとんどの場所に住み着く可能性があります。

足だけでなく、股間や手、それに頭・体にも感染すると考えられます。

それだけに患う方も多く、日本人の5人に1人は水虫患者と云われています。

 

しかし水虫の原因である白癬菌が皮膚に付着しても、すぐに水虫は発生しません。

足や手についた場合、洗ったり拭いたりすることや、裸足で過ごすことで自然に落ちてくれます。

ただ白癬菌は湿った環境を好む性質が有りますので、12~48時間高温多湿の環境で過ごしていると

角質層に入り込んでいきます。(*1)

プールや銭湯など不特定多数の人達が素足で歩く所に行かれて心配な方は、

帰宅後にすぐに洗い流され、乾いたタオルで拭いておくといいでしょう。

 

それでも水虫を患ってしまった場合の対策方法です。

1.   足をむらさないように、休日は特にサンダルなど素足で履ける履物にしましょう。

2.   お風呂で洗う際には、タオルや軽石でゴシゴシ洗わずに、殺菌作用のある低刺激の石鹸を手で泡立て、洗いましょう。

3.   入浴後には、水虫専用の薬を用いましょう。

 

ではどのようなお薬がいいのか?

阪本漢方堂では複数の水虫薬を取り扱っていますが、特におすすめの塗り薬:「阪本の赤まむし膏」をご紹介しましょう。

 

阪本のオリジナルの軟膏でマムシの油が入り、墨汁のような香りの塗り薬です。

普通1日2回、頑固な場合には1日3~4回用います。

水虫・いんきん・たむし、それに皮膚のかゆみの他、手や足の荒れにもよく効きます。

40g入り2200円、お徳用は180g入り7370円です。

 

 

 

 

 

「水虫やいんきん、たむし」などは、ちょっと恥ずかしくて人になかなか相談しづらいもの。

店頭だけでなく、電話相談も出来るので安心です。

その他、石鹸や飲み薬の相談も出来ますので、皆さんの周りにお困りの方がいらっしゃいましたら、

是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。

 

 

相談の出来る薬局 阪本漢方堂

表示価格:令和6年6月現在税込価格

*1 湿度70%以上、温度15℃以上で増殖し易くなる。

 

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