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皆さん、こんにちは。
今日は「とうもろこし&漢方」について取り上げてみましょう。
「トウモロコシ」のことを亡くなった祖父母は、「なんば」と呼んでいました。
「南蛮黍(なんばんきび)」からきているようで、場所によっては「きび」「とうきび」「もろこし」など、
まだまだ呼び名があるようです。
長野県の山あいをドライブすると、地元の農家さんが畑の横で焼きトウモロコシの店を出されており、
野沢菜をお茶うけにしてトウモロコシが焼きあがるのを待っていた光景や、
子供の頃の天神さんの祭りで買ってもらった焼きトウモロコシが歯と歯の間に挟まった記憶がよみがえります。
皆さんは、今年トウモロコシを召し上がりましたか?
阪本漢方堂のある四条河原町界隈のデパ地下にも、たくさんの種類のトウモロコシを見かけます。
従来の黄色みを帯びたハニーバンタム・味来(みらい)、黄色の中に茶色の実が混じったウッディーコーン、
同じく黄色の中に白い実が混じったピーターコーン、ゴールドラッシュ、
赤いトウモロコシ「大和ルージュ」など様々な種類を見かけます。
湯がいてそのままの甘味を楽しんだり、お祭りの屋台のように焼いて食べたり、
サラダに入れたり、コーンポタージュスープにしたり、ハンバーグや餃子に入れたり、子供から大人まで人気のトウモロコシ。
ビールのつまみの無い時に、私は缶詰めのトウモロコシにブラックペッパーをかけてたべていました。
また、最近では昔は見かけなかった白いトウモロコシ「ピュア ホワイト」の甘味が強く美味しさに感動を覚えました。
さてトウモロコシの栄養成分は、植物繊維の他に、糖類、ビタミンB群、亜鉛や銅などの微量栄養素も含まれています。
また胚芽にはリノール酸が含まれ、コレステロールを下げる働きがあります。
考えてみると、トウモロコシはお米と同じイネ科の植物で、米や小麦と同じように
トウモロコシを主食としている国(メキシコや南米アメリカ)もあります。
他にトウモロコシから作られたデンプン(コーンスターチ)は医薬品の錠剤や顆粒剤を作る際の賦形剤としても役立っています。
次に漢方では、トウモロコシの毛の部分、雌花の長い花柱を用い、生薬名を南蛮毛(なんばんげ・なんばんもう)、
玉米鬚(ぎょくべいしゅ)、玉蜀黍蕊(ぎょくしょくしょずい)と云います。
高圧作用、利尿作用、胆汁分泌促進作用があり、血圧が高い方、むくみの有る方、腎臓病、
妊娠時の浮腫、糖尿病、胆石などに用いられます。
味も飲み易く、手足のむくみ、顔のむくみが気になる方は、普段のお茶代わりに、
また、同じ利尿の働きのあるスギナと併せて煮出して飲んでみられてはいかがでしょうか?
阪本漢方堂では500g入り(約2ヶ月分目安)3890円、
お試し用100g単位980円にて量り売りもしております。
またお茶のように煮出して飲むことが手間の方には、トウモロコシの毛の他に、
ペポカボチャの種やノコギリヤシなど複数素材から作られた、飲み易いソフトカプセルタイプも取り扱っております。
詳細は店頭もしくは、お電話でお尋ねくださいませ。
皆さんの周りに、血圧の高い方、手足や顔のむくみが気になる方などいらっしゃいましたら、
是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
表示価格:令和6年7月現在税込価格