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みなさん、おはようございます。
早いもので、今年も残りあと3週間と少し。
年の瀬のご挨拶、お歳暮に何を贈ろうかとお探しの方にご提案です。
去年と比べるとまだマシですが、それでも手袋をしていないと
漢方健康相談では、疲れが取れない、寝ても翌日に疲れを持ち越してしまう…といった悩みをお聞きします。
本日は、離れて暮らすご実家の親御さんの中で、手足やお腹・背中が冷える方、胃腸の弱い方、お酒を毎日楽しむが休肝日を作っていないお父さん、
疲れのせいか「しんどい」「面倒くさい」と云う言葉が増えた方に、薬用人参の中から田七人参(でんしちにんじん)をご紹介いたしましょう。
通常、薬用人参と言えば高麗人参を思い浮かべる方も多いかと思います。
田七人参は同じウコギ科の人参ですが、使用する部位:根の形が手の親指を大きくしたイメージで高麗人参とは異なります。
雲南省原産の植物で、栽培地のほとんどが標高1000m前後の高地の傾斜面で栽培されており、サポニンは高麗人参より多く、
ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養成分が豊富に含まれています。
別名を田三七(でんさんしち)、三七(さんしち)、山漆(さんしつ)の他に
「金にも換えられない」程の貴重なモノとして扱われていたため金不換(きんふかん)とも呼ばれています。
(中国)明の時代の医学書:本草綱目(ほんぞうこうもく)に初めて記載され、
当時の戦の際、打撲や刀傷による出血の治療薬などに使用され、「止血の神薬」といわれています。
現在でも出血のトラブル、外傷による出血、打撲による内出血、消化器系の潰瘍の出血、婦人科では性器出血、
産後の出血が続く場合などの止血の働きと共に、血行を良くしてくれます。(*1)
阪本漢方堂のお馴染みさんで胃を全摘された70歳代男性は、手の甲や腕によく皮下出血をなさっていましたが、
田七人参を飲み始めて1~2か月後「そういえば皮下出血の跡が消えるのが早くなった」と体感されているご様子。
その他にも田七人参は、身体をシャンと元気にし、胃腸の働きもよくする(*2)、
腫れを解消し、痛みを改善する働き(*3)があり、他の漢方薬と併せて使用する場合もあります。
高麗人参より知名度はありませんが、「気の巡り」、「血の巡り」共に悪いタイプの方、
例えば、胸や脇腹の張り、食欲不振、胸やけ、月経不順、月経痛、爪や肌トラブル、イライラする方、
あちこちが痛むなどの症状、出血や肝臓のトラブルがある場合は、田七人参がおススメです。
すでに高麗人参をお飲みの方も、飲み比べしてみられると良いかもしれませんね。
阪本漢方堂では、粉末タイプと粒タイプの田七人参と、他の複数の生薬を混ぜたカプセルタイプの3種類を取り扱っております。
その中で本日ご紹介するのは、有機栽培された「有機JAS田七人参100%」の粒タイプです。
有機JAS規格に適応する品質と、賦形剤や添加物を使用することなく製造しております。
180粒入り 30~45日分目安で 7560円。
お得な3個セットもございます。
みなさんの周りに、冷えや疲労でお悩みの方、胃腸の弱い方、よくお酒を飲む方がいらっしゃいましたら、
ぜひ阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
表示価格:令和6年12月現在税込価格
*1散瘀止血(さんおしけつ) *2補気(ほき)、健脾(けんぴ)
*3消腫定痛(しょうしゅていつう)
参考図書:「漢方のくすり事典」「東方薬草新書」