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「骨粗鬆症 いつの間にか骨折」~コラーゲン老化も原因?~     第8回千本100円商店街 「骨の健康度測定会」

2017/04/09 放送

最近「知らぬ間に骨折」している話を何件か聞くようになりました。

「思い当たることは無いが腰が痛い、足が痛い。それでレントゲンを撮ってもらったが骨折線と呼ばれる筋や線は画像に移らない。でも2~3週間後に再度レントゲンを撮ったら映っていた。骨折していた。」なんて話も聞くようになりました。

 

骨粗鬆症の問題は女性だけでなく、男性にも云えます。

今まで骨が弱くなるのはカルシウムが不足しているからだと考えられていました。

最近の研究ではコラーゲンの老化も原因として挙げられるようになってまいりました。

骨粗鬆症も3タイプに分類されます。改めてご紹介しましょう。

 

まず1つ目は、カルシウムが減少する骨密度が低い、骨量減少タイプ。

 

2つ目はコラーゲンが老化・減少する骨質が劣化するタイプ。

骨を鉄筋コンクリート造りの建物だと例えると、鉄筋がコラーゲン繊維で、コンクリートがカルシウムだと言えます。

そのように考えると鉄筋が全くなくコンクリートだけで作られた建物があるとすると、雨風には耐えられるが地震のように外から突然強力な圧が掛かると崩れ落ちてしまうように、私たちの体でも、骨量(カルシウム)は満たされていても、何かの拍子で転んだりぶつかったりすることで、折れてしまったということにつながります。

つまりこのタイプは、コラーゲンが老化・減少することによる骨質の劣化タイプになります。

 

3つ目は、上記の二つが複合タイプです。

 

でもコラーゲンが老化するのはどうしてなのでしょうか?

なんとなくコラーゲンの老化と云うと美容の面で、「肌のシミ、シワ、たるみ、くすみ」をイメージしてしまうのではないでしょうか?

実は骨質の低下も肌の老化もキーワードは「糖化」と云われ共通しているのです。

 

私達が生きていく上で必要な栄養素である糖分ですが、タンパク質と一緒に加熱されると

タンパク質の性質が変わり、糖化反応(*1)を起こします。

この反応によって変化したタンパク質は老化促進物質・AGEs(*2)と呼ばれるコゲが生み出され、蓄積されプルンプルンの弾力性が低下し硬くてもろくなります。

 

酸化が細胞のサビと例えられるのに対し、糖化は細胞のコゲだと例えられます。

お肌の場合には肌の弾力が低下し、たるみやシワを引き起こす原因になりますし、骨の場合には先ほどの鉄筋部分のコラーゲンが糖化すると骨がもろくなりひび割れの原因になります。

今後この「糖化」と云うキーワードは、テレビや雑誌でも目にすることが更に多くなるでしょう。

 

ところで皆さん、かかりつけの病院でちゃんと骨量の検査なさっておられますか?大切なのは骨の減少に早く気付くことが出来たならば、対策も早く出来るからです。

 

「以前から気になるけど、機会がなくて・・・・」とお思いの方に朗報です。

再来週の4月23日(日曜日)、支店の千本店にて骨ウェーブにより「骨の健康度測定会」を実地いたします。

測定方法は手首のトウ骨に超音波を伝えて、通り抜けた波の形から骨波形指標を計算して出します。

手首で測りますので、靴下やストッキングを脱がないでいいので簡単です。

測定時間も約15秒で骨のセルフチェックが出来ます。

 

皆さん、ご都合が宜しければ、ご家族やお友達とご一緒に測って

みられませんか?

 

会場は京都市上京区千本通一条上がる西側 阪本漢方堂千本店内

再来週4月23日(日曜日)朝11時から午後3時までやっております。

ちなみにこの23日(日曜日)は第8回千本100円商店街の日です。

阪本漢方堂だけでなく千本通の南は丸太町から北は今出川まで多数のお店が100円での楽しい企画を準備しています。

興味のある方は案内チラシも準備していますので、阪本漢方堂千本店までお越し下さいね。

 

阪本漢方堂

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