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皆さん、おはようございます。
京都市四条新京極入り口の阪本漢方堂です。
今度の木曜日10月31日ハロウィンにちなんで、今朝の話題はナンキン・カボチャを取り上げてみましょう。
早速ですが、カボチャを用いた料理はどれだけの種類があるのでしょうか?
かぼちゃの煮物をはじめ、フライパンで作るソテー、カボチャの金平、パンプキンスープ、それ以外にもスウィーツとして、パンプキンパイやケーキ、カボチャのムースなど挙げられます。たくさん挙げられる中、皆さんの場合、どんなカボチャ料理がお好きですか?
私は濃厚なカボチャのスープが好みです。
さてカボチャの名前の由来として諸説ありますが、江戸時代にカンボジアから伝来した際にカンボジア原産と誤解されカボチャ瓜と呼ばれるようになり、後にカボチャになったとの由来があります。
そのような南瓜(かぼちゃ)はウリ科の植物で、スーパーでよく見かけるのが西洋カボチャの仲間の「えびす」、日本南瓜(かぼちゃ)に「菊座」や更に改良され京料理でよく用いられる鹿ヶ谷南瓜(ししがたにかぼちゃ)などの種類があります。
ちなみに鹿ヶ谷は地名でもあり京都市左京区にあります。その鹿ヶ谷に建つ安楽寺では「かぼちゃ供養」がおこなわれます。
スーパーで半分に切られたカボチャを選ぶ際のポイントですが、果肉の色が濃くて身がしっかり詰まったもの、種がしっかりと膨らんだタイプが熟しているので良いでしょう。
気になる栄養素ですが、南瓜(かぼちゃ)には、ビタミンEをはじめ、ビタミンC、βカロテンが豊富に含まれています。
粘膜を強くしてくれ、必要に応じてビタミンAに変わり目の疲れにも役立ちます。
「冬至にカボチャを食べると風邪を引かない」と、昔からよく言われてきました。
ところでカボチャの実は美味しく食べることが出来て、身体にいいことが分かりました。ではカボチャの種はどうなのでしょう。漢方で用いるのでしょうか?
カボチャの種子を南瓜子(なんかし)又は南瓜仁(なんがし)と云う生薬名で呼びます。
漢方薬と云うより民間療法として産後のむくみや母乳不足に用いる他、虫下しとしても用いられています。
前立腺肥大や過敏膀胱、尿失禁に効果があり
ヨーロッパではカボチャ種子の抽出成分を配合した医薬品が販売されています。
その他にカボチャの種を原料にした飲み易い粒タイプをご紹介しましょう。
トウモロコシのヒゲを乾燥させたもので、南蛮の毛(なんばのけ)と呼ばれるものと、北米三大フルーツの1つ(*1)でポリフェノールの1種アントシアニンを含む果物クランベリー、それにノコギリヤシの配合された健康食品扱いのソフトカプセルを取り扱っています。
とても飲みやすく1日3粒目安です。
30日分目安の90粒入り、税込み6260円です。
ノコギリヤシ単独の他の製品で試したが、今一つよくわからない。ピンと来ない方は一度飲み比べをしてみられるのもお勧めです。詳しくはお電話をくださいね。
最後に、皆さんの周りに、「夜に何度もトイレに起きる」「手を洗うと直ぐにトイレに行きたくなる」「トイレが気になりバス旅行に参加しにくい」「トイレに行ってもスッキリしない。不快感が残る」などの方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。
阪本漢方堂
(*1)他にブルーベリー、コンコードグレープ
171029同原稿