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皆さん、おはようございます。
京都市四条新京極入り口の阪本漢方堂薬局です。
先週辺りから一気に冷え込んで参りました。京都市内の寺社仏閣でもイチョウ並木やモミジの紅葉も、色付き始めの所から見頃を迎えるような所まで出て参りました。
日中と夜との気温差が大きくなってから、風邪の相談が阪本漢方堂にも来られるようになりました。
この今からの季節に意識的に食べたいのが生姜です。
生姜は身体を温めたり、胃腸の働きを整えてくれたり、風邪の初期に有名な葛根湯にも配合されています。冬本番の底冷えする京都、阪本漢方堂近くのお蕎麦屋さんで食べる「けいらん蕎麦」はとても身体が温まり美味しいのです。県外の方は「けいらん」って何?知らないとおっしゃる方もいらっしゃるのでは?いわゆる餡かけ玉子とじ蕎麦やうどんのことで、すりおろし生姜を多い目にリクエストして注文します。
今朝は、体を温める食材生姜のなかでも、生姜を用いた「生姜湯と生姜飴」について取り上げてみましょう。
寒い日にかじかんだ手足で学校から帰ってきた子供さんに、身体がポカポカ温まる生姜湯を。
寒く風邪が流行だすこれからの時期は冷え症の人も、冷え性でない人も、外出先から帰ってきた際に家でも職場でも熱い湯に溶かし、葛根湯の原料にもなる葛をたっぷり入れた生姜湯を飲んでおかれるといいでしょう。
ちなみに阪本先生がお勧めの生姜湯は、大阪のうどんや風一夜薬(かぜいちやくすり)本舗が作る生姜湯です、その中でも、一番生姜の量が多い辛味絶佳です。
そもそも生姜の粉末が配合された風邪薬を製造している製薬会社なのですが、生姜つながりで生姜湯や生姜飴を製造しているのです。
こちらのしょうが湯は他のしょうが湯と比べ、すりおろした生姜がたっぷりと入っています。また本葛のとろみがおいしく、身体の芯からポカポカと温まります。
それ故、正直に申し上げると、生姜を苦手な方にはおすすめ出来ません。
あと合成の甘味料・着色料と香料を使用していないのが、私共も気に入っている理由の一つです。
これからの風邪が流行しそうな季節に、葛根湯と共に各ご家庭に常備しておいて頂きたいお勧めの逸品です。
もう一つおすすめが、シリーズの生姜のど飴です。
生姜の旨味と辛味に加えて、和漢植物のカリンや桔梗、桂皮(シナモン)を原料にした飴です。喉を大切にされる方をはじめ、風邪の季節にもカバンの中にそっと入れて持ち歩かれるといいでしょう。
しばらく製造が止まっていました、うどんや風一夜薬(かぜいちやくすり)本舗製造の風邪薬が、製造復活して京都の阪本漢方堂薬局2店舗にも取り扱っています。
生姜の粉末が配合された風邪薬で、風邪の諸症状(のどの痛み、発熱による寒気、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和に役立ちます。
冷え対策には普段の食生活において生姜を活かした栄養バランス良い食事で、風邪対策にも食生活と睡眠、それに風邪薬を常備薬として備えてこじらせる前に服用して、寝て身体を休めることです。
ちなみにご紹介した風邪薬は、1箱10回分入り(税込み)2530円です。
生姜のど飴は、風袋込み70g入り(税込み)450円です。
阪本漢方堂2店舗の他、阪本漢方堂のオンラインショッピングサイトからも購入できます。
皆さんの周りに、生姜好きの方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。
阪本漢方堂