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「高齢者骨折予防」

皆さん、おはようございます。

高齢者は一度骨折すると、再び骨折するリスクが2~4倍に上がってしまうとの新聞記事が掲載されていました。

今朝は高齢者の骨折予防について取り上げてみましょう。

うちの両親は元気で骨折していないから大丈夫!と思っている方、いらっしゃいませんか?

そんな方でも実家に帰省して久しぶりに会うと親の身長が縮んだことに気が付いたり、

腰の曲がりが進んでいることに気が付いたりすることは有りませんか?

骨量や骨質の低下による、骨の強度の低下のシグナルかもしれません。

 

我が国の骨粗鬆症患者数は1300万人と推測されていて、男性が300万人に対し、女性は3.3倍の1000万人とみられています。

その内の7~8割の患者さんが未治療だと云うことに、私は驚きました。

 

理由の一つとして、年齢と共に身体のあちこちが弱ってくる訳ですから、診てもらう診療科も複数になり、服用する薬も1~2種類ではききません。

5種類どころか10数種類以上飲まれている方もいらっしゃいます。

高血圧や糖尿病の薬、睡眠薬や安定剤など優先し、ついつい骨粗鬆症の薬が後回しになり、なおざりになるケースが多いそうです。

 

繰り返しになりますが、高齢者の場合、一度骨折すると、再び骨折するリスクが2~4倍に上がってしまうことを思うと、ちゃんと日常の暮らしの中からも対策を立てて、まずは骨折しないことを目指すこと。

そして次に骨折を繰り返さないことが重要となってきます。

 

骨は年齢によりスピードが変わりはしますが、死ぬまで破壊と再生を繰り返しています。

言い換えれば何歳でも骨の再生の助けが出来ることになります。

その為にまずは骨の量と質を高めるために、骨の材料となるアミノ酸(動物性たんぱく質、植物性タンパク質)と、吸収の良いカルシウムを毎日コツコツとってください。

またカルシウムの吸収を助けるビタミンDもお忘れないように。

 

そして、骨の再生を促すウォーキングやジョギングなど骨に負荷をかける運動との組み合わせが大切です。

また、コロナで外出を控えて家にこもりがちになりますが、1日10分くらいで良いので日光に当たってください。日向の窓際で空を眺めるのも良いかと思います。

 

阪本漢方堂ではご両親の看病や介護の話をお聞きすることが多い中、「転倒→骨折→寝たきり⇒認知症」のコースにならない様に、相談薬局として情報提供をしていきたいと考えています。

 

「漢方専門相談薬局で、まさか骨折の相談なんて出来るの?話を聞いてもらえるの?」と思われるかもしれませんが、不幸にも転倒による骨折をした場合や、いつのまにか骨折した場合でも、リハビリを継続しやすい身体作りが大切と考えています。

 

同じ手術を受けても傷口、手術跡がスーと治る人と、いつまでも化膿や、炎症が収まらず長引く人がいます。

また、年齢とともに傷の治りが悪くなったな、と日頃から感じている方も多いかと思います。傷や炎症を修復する能力をしっかり高めておくことで患部の痛みが少しでも早く収まり、リハビリもスムーズにおこなえます。

その結果として診察の際に主治医の先生から、「同年代の患者さんと比べて回復が早いね。優秀ですよ」と評価してもらえたと、喜んでいただけることがあります。

元気なおばさんのイラスト

カルシウムはもともと吸収がされにくく、不足しやすい栄養素です。阪本漢方堂では吸収しやすいイオン化したカルシムの液剤のいいものを取り扱っています。

高齢の方で胃が弱い方、胃酸の出が悪くなって消化する力が弱っている方、胃薬を服用していて胃酸の出を抑えている方はカルシウムの吸収が弱くなっています。高齢者の方だけでなく、閉経前後の女性の方や運動をしているお子様にもお飲みいただきたいものです。

1本税込み4620円で御用意しています。

 

皆さんの周りに、骨粗鬆症の方や骨折の経験した方がいらっしゃいましたら「転倒→骨折→寝たきり⇒認知症」のコースを避ける為にも、阪本漢方堂で相談出来ることを教えてあげて下さいね。

相談の出来る薬局 阪本漢方堂

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