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皆さん、おはようございます。
京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。
阪本漢方堂には様々な健康に関するお悩み相談の電話を頂きます。
ご提案する漢方薬や治療方法は、お一人お一人によって違っていても、共通する養生のポイント4つあります。
それは「食う」「寝る」「出す」「笑う」の4つです。
その中の一つ「出す」は、つまり「快便」です。
漢方では二便と云いまして「小便」「大便」二つを快適に出ているかを重視します。
その中でも今日は大便、便秘について取り上げてみましょう。
便秘でお悩みの方からの話として、例えば保育園児や小学生の子供さんの便が硬く肛門周囲から血が出て痛んだことから余計にトイレに行くことを嫌がるようになり便秘がひどくなったお話や、年配の男性の方で数日便が出ないので便秘薬を飲んだら腹痛と共に下り過ぎてしまい外出するのに困った話などございます。
その他にも皆さんこのような経験ございませんか?
・便がすっきりと出ない(残便感がある)
・お腹にガスが溜まる(腹部膨満感)
・臭いガスが出る。便の匂いがキツイ
・便が硬く排便がつらい 痔になったことが有る
・毎日ちゃんと食べているのに出ない
・便秘薬を飲まないと出ない 等など
便秘とは、本来身体の外に排出すべき糞便を、十分な量かつ快適に排出出来ない状態を云います。
通常は1日1~2回の排便が理想ですが、2~3日に1回の場合でも、排便状態が普通で、本人が苦痛に感じなければ便秘と云いません。
でもどうして便秘になるのでしょうか?
原因として考えられるのは、不規則な食生活や生活スタイル。
例えば食物繊維・水分・脂質の摂取不足や、便意を催しても我慢する習慣、運動不足や服用中の薬の副作用、腸閉塞なども原因として考えられます。
冷え・ストレス・加齢などにより便を押し出す腸の働き(蠕動運動)が鈍くなっている可能性もあります。
便秘に役立つ漢方はないのでしょうか?
普段のお茶代わりに飲めるものとして、昔から毒下しで有名なドクダミ(重薬じゅうやく)や、ハブ茶(別名を決明子:ケツメイシ)を合わせて煮出して飲まれる方法もありますが、
今朝は飲み易い小さな粒タイプの漢方薬 乾坤(けんこん)をご紹介しましょう。
乾坤一擲(けんこんいってき)と同じ漢字を書く、漢方便秘薬乾坤は、センブリやマメ科の甘草、モクレン科の厚朴(こうぼく)やセリ科の川宆(せんきゅう)バラ科の営実(エイジツ)など8種類の生薬が配合されています。
この乾坤は、次のような方におススメです。
お腹にガスが溜まる不快感や、イライラを感じる方。
排便に時間が掛かる方。
トイレにいっても出来らず残っている感じの有る方(いわゆる残便感)。
便が硬くて排便が困難な方、便が硬過ぎて切れて出血してしまう方、痔でお悩みの方。
臭いガスが出る方。便秘が続くと肌荒れを感じる方などに、阪本漢方堂ではおススメしています。
7歳以上の子供さんからご高齢の方まで服用することが出来ます。
お値段は900丸(900粒)入り、税込み2970円です。
もし3日間ほど出ない方の場合であれば、最初1日1回夜に10粒(とつぶ)から開始下さい。そうして加減しながらご自分に合った粒数を見つけて頂きます。
他の便通薬だと2粒では効かないが3粒だと下痢するなど微調整がしにくい話を聞くのに対して、乾坤は小さな粒なので、ご自分のお腹の状態に合わせて粒数を加減しやすい点がおススメです。
服用後8~10時間後のトイレをイメージして、例えば朝7時の排便を考えると、夜9~11時頃の服用をおススメします。詳細は販売時にご説明致しますね。
900粒入り(税込)2970円なので、もし1日10粒で効けば90日(3ヶ月分)、1日20粒で効けば45日(1カ月半分)もつことになります。
お送りも出来ますので、
皆さんの周りに、便秘でお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂