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皆さん、おはようございます。
京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。
「目のトラブルと漢方」として、今月は眼に関する情報を連続でお伝えしています。
私達は眼から情報の8割を得ていると云われているほど、眼は大切な所です。
阪本漢方堂も、目のお悩み相談をよく受けます。
それは、目の疲れ、目の充血、目の痒み、ドライアイなどが挙げられます。
次いで多いのが白内障と、緑内障を患い眼圧のコントロールの相談です。
また近年では加齢性黄斑変性症の治療を受けている方の話もお聞きします。
漢方では、普段のお茶代わりに飲むことの出来る煮出すタイプのものや、手間が掛からず飲み易い粒や顆粒タイプのもの、その他にも生薬由来の成分の配合された点眼薬などが有ります。
今朝は手間が掛からず簡単に飲める顆粒タイプと、漢方の点眼薬の2種類をご紹介しましょう。
1つ目としてご紹介するのは、杞菊妙見顆粒(こぎくみょうけんかりゅう)です。
配合されているのは、五臓六腑で云う「肝」に良いと云われるナス科のクコの実(生薬名をクコシ)と、菊の花(生薬名を菊花・キッカ)をはじめ、「腎」の働きを補う生薬などと8種類組み合わせています。
東洋医学の考えでは、「目」の衰え、「目」の症状は、目と関係の深い「肝」と「腎」の働きが弱った時に起こります。
ストレスが溜まった時に感じるイライラや、怒りの感情は、「肝」を高ぶらせ、「肝」を傷つけます。他にパソコンやスマホ、長時間の運転など目の酷使も「肝」を傷つけます。
もう片方の腎臓の腎と書く「腎」は加齢や寝不足、不摂生、オーバーワーク、過労などによっても働きが衰えます。
そこでこの漢方薬杞菊妙見顆粒の場合、腎の働きも補ってくれますので、次のような症状が気になる方におすすめなのです。
午後になると目がショボショボする。小さな文字が読みづらい。目が乾く(ドライアイ)。目がまぶしくてチカチカする。次回の車の免許更新が心配。疲れると視力が悪くなる。などの目の関連した部分と、腎系の働きの部分として、むくみが気になる、トイレが近い(頻尿)、トイレに行きたくなるのに尿が出ないなど気になる方におすすめです。
ちなみにお値段は45包入(税込)4950円で、1日3回服用だと15日分、1日2回服用だと約3週間分の目安です。
味も飲み易い顆粒ですが、顆粒が苦手な方様に、粒タイプも取り扱っています。 (価格:令和3年9月現在)
2つ目としてご紹介する点眼薬は新黄珠目薬(しんおうじゅめぐすり)と云いまして、この目薬には、ミカン科のキハダ(生薬名は黄柏・オウバク)やキンポウゲ科の黄連(オウレン)から抽出された成分と、マメ科の甘草(カンゾウ)から抽出された成分が配合された特徴ある目薬です。
その他に角膜の保護成分のコンドロイチン硫酸ナトリウム、それにアレルギー症状を緩和する成分などが配合された、黄色の目薬です。
次のような症状で、お困りの方におすすめです。
目の疲れ、目のかゆみ、目のかすみ(目やにの多い時など)、それに結膜の充血、(水泳の後、ほこりや汗が目に入ったときなど)眼病予防、そうして本日お伝えしたかったのが、スマホやパソコン、車の運転など目をよく使う方の目の疲れ、ハウスダストや花粉などによる目の痒み などでお悩みの方におすすめなのです。
目薬を差した後のジュワーと沁みる感じが苦手な方におすすめです。
私自身が沁みるタイプの目薬が苦手だったので選びました。
この目薬はお送りも出来ます。15ml入り (税込)1320円です。
御遠方の方でも着払い便にてお送りも出来ますので、お電話ください。
お馴染みさんの中には、ご自身の分だけでなく、ご主人、娘さん、おばあちゃん、弟さんの5人分お買い求めになる方もいらっしゃいます。
皆様も今、使用中の目薬が使い終わる頃、もしよろしければ一度使い比べてみて下さい。
皆さんの周りに、スマホやパソコンで目を酷使している方、疲れ目、かすみ目、目の痒み、ドライアイ、白内障、眼圧が気になる方など
眼のことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂