お電話でのお問い合わせ075-221-6323
皆さん、おはようございます。
京都市四条新京極入り口の坂本漢方堂です。
今朝の話題は「下半身の浮腫み(むくみ) 漢方とお風呂で解消」について
取り上げてみましょう。
朝、出勤前は気にならなかった足のむくみ。
仕事を終えて帰る頃、足がむくみ、朝履いてきた靴が、きつく感じることありませんか?
また帰宅してお風呂に入ろうとして、足の浮腫みに気づくこと、ありませんか?
立ち仕事だから、長時間座り仕事だからと、気にせずに流していませんか?
「浮腫み」に伴って「手足の冷え」を訴える方も多くいらっしゃいます。
下半身の浮腫みだけでなく、手の浮腫み、水太りタイプの場合は、水分代謝が悪いのでは?と考え、水はけをよくする生薬の組み合わせを私共は考えます。
しかし飲む漢方のお話の前に、ご自宅で入るお風呂も浮腫み対策におススメなのです。
何故なら、お風呂は身体を温めてくれる温熱作用だけでなく、お湯の中に身体を沈めた際の水圧で、身体を締め付けてくれます。
入浴中に意識しませんが、下半身が締め付けられることで、血流やリンパ液の流れが良くなり浮腫みの改善へとつながります。
冬場でも毎日、湯に浸かることは大切です。
浮腫みの為だけでなく、ご自宅での入浴時間を健康的に楽しんで頂くために、ヨモギを配合した阪本漢方堂オリジナルブレンド「ゆ」3包入り(税込)660円もご用意しています。
さて浮腫みに飲んで良くなる漢方薬草茶は、どれがいいのでしょうか?
本日はトウモロコシの毛のお茶と、キササゲをご紹介しましょう。
トウモロコシの毛とは、トウモロコシの雄花の長い花柱で、別名をナンバの毛、南蛮毛(なんばんげ)、コーンシルク、玉米鬚(ぎょくへいしゅ)とも呼ばれます。
トウモロコシが安土桃山時代にポルトガル宣教師から日本に伝来されたことも有り、南蛮黍(なんばんきび)と呼ばれ、そのトウモロコシの毛も生薬の業界では南蛮毛(なんばんげ)、ナンバの毛と呼ばれてきました。
利尿の働きの他、胆汁分泌の働きがあり、浮腫みや腎炎に民間薬として用いられます。
次に紹介するのはノウゼンカズラ科のキササゲです。
腎炎や浮腫みに、キササゲを単独、又はトウモロコシの毛と一緒に10~15分煮だして、煎じだしてお茶のようにして飲みます。
お値段的には、500g入り(1袋1月半から2ヶ月使用目安で)、
トウモロコシの毛は2310円、キササゲは2750円です。 (税込価格:令和4年2月現在)
浮腫みのお悩みだけでなく、水太りタイプで漢方ダイエットを希望される方の中で、お茶代わりだと面倒とか、続かないとおっしゃる場合には、簡単にすぐに飲める、別の生薬の組み合わせの錠剤タイプや顆粒タイプも提案出来ます。
詳しくは店頭又は、電話でお尋ねくださいね。
またその他にも阪本漢方堂では、ここ数年腎臓の具合が悪くて相談に来られる方が目立ちます。例えば血液検査をした際、腎臓の数値であるクレアチニンや尿素窒素(BUN)、eGFR(推定糸球体濾過量)の異常値を示す方や、このまま放置すると透析になるから避けたいとのお悩みの方の相談をよく受けています。
70歳代、90歳目前の方でも、漢方服用を続けることで、数値が改善してこられている良い例がございます。
皆さんの周りに、手足の浮腫みや、水太り、水分代謝が悪くて気にしている方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂