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皆さん、おはようございます。
京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。
風邪をひいた後、咳だけ残ることありませんか?
熱も下がり、喉の痛みも痰も出なくなったのに、人と話し始めると咳が出てきたり、
温かい部屋から寒い部屋へ移動するだけで、空気の温度が変わるだけで咳が出てきたり、
しつこくて嫌だな~と思うことございませんか?
今朝は「風邪 いつまでも残るしつこい咳 漢方薬」について取り上げてみましょう。
キーワードは、「乾燥と炎症」です。
この乾燥や炎症が原因しているのでしょうか?
風邪を患った際、身体の奥に残る熱が悪さをして、身体を潤す体液が減ることにより
身体の中が乾燥してきます。
その結果、気管支が乾燥し、敏感になり、炎症を起こし、少しの刺激で咳が出易くなってしまいます。
風邪を患いエアコンを24時間使用続けることも有りますが、部屋はかなり乾燥します。
濡れたタオルを複数枚干すことや、加湿器を使用することも大切です。
さて漢方では、咳を大きく2つのタイプに分けて考えます。
空咳(からせき)のような乾いたタイプの咳と、無色透明のさらさらした量の多い痰が伴う湿った咳の2つです。
乾燥したタイプの咳とは、
・痰は出ないか、出ても量は少なく、粘っこくて切れにくい。
・喉が渇いたり、喉がつまったりと違和感がある
・顔を真っ赤にして咳き込む
などのようなイメージです。
このような場合には、体液を増やし、気管支を潤し、炎症を鎮めることで、いつまでも残る咳を改善していきます。
具体例として竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)をご紹介しましょう。
竹の葉っぱや、鉱物である石膏、サトイモ科の半夏(はんげ)、ユリ科の麦門冬(ばくもんどう)など7種類の生薬の組み合わせから作られています。
簡単に飲める顆粒タイプと、本格的な煎じるタイプがあります。
また、風邪をひいた後だけでなく、3年来、5年来、10年来と続く慢性化した咳でお悩みの方で、朝起きて布団から出たとたんに咳が出る方や、夜寝る時リビングから寝室に入ると気温が下がるせいか咳が出る方、電車やバスに乗ったとたん咳き込む方など、口や喉の乾燥感や炎症の度合いにより、この漢方薬をおススメして良くなって頂ける場合がございます。
詳しくはご来店の際や、お電話でお尋ね下さい。
皆さんの周りに、いつまでも残るしつこい咳にお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
ご遠方の方や、街中にお越しになることが心配な方には、電話相談にて症状や体質を詳しくお伺いして、着払いにて発送することも出来ます。
病院の先生以外にも、何でも相談できる親身な薬局をみつけられ、関係性を築いておかれることが、今の時代には必要だと思います。
そのような面でも、お役に立てるよう阪本漢方堂は目指してまいります。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂