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皆さん、おはようございます。
京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。
今朝は、「目に効く漢方薬」を取り上げてみましょう。
外部の情報の約8割を私達は目から得ていると、云われています。
それだけ大切な場所です。
では目の働き、視覚の機能はどのようなモノがあるのでしょうか?
大きくは3つ挙げられます。
1.色を見分ける機能 (*1)
2.明暗を見分ける機能(*2)
3.姿、形を見分ける機能(*3)が有ります。
目の症状のお悩みとして多いのは、疲れ目、目のかすみ、視力の低下、
目の乾燥感ドライアイ等です。
それ以外でも「まぶしさ」を訴える方、例えば「外(屋外)に出ると、
以前に増してまぶしい」とおっしゃいます。
まぶしさの場合、どこに原因が考えられるのでしょうか?
それは、光を取り入れる窓の働きをする角膜に傷や炎症が起きていないか?
カメラで云うレンズに当たる水晶体が濁ってきていないか?
瞳孔(*4)や、フィルムの役割の網膜や、それに目の神経(視神経)の問題がないかを考えます。
かかりつけの眼科医に診てもらわれるといいでしょう。
さて「目に役立つ栄養素」をご紹介しましょう。
まずはブルーベリーやカシスなどに含まれる成分アントシアニンで、血流の促進や眼精疲労の回復、緑内障の予防に。
次に、鮭、イクラ、海老、カニなどに含まれるアスタキサンチンは、血流改善や抗酸化作用、抗炎症作用があります。
次は、ほうれん草やケール、インゲン、キャベツに含まれるルテインは、紫外線や青色光からの保護や、白内障や加齢性黄斑変性症の軽減に。
次にサフランやクチナシの実に含まれるクロセチンは、目のレンズの水晶体の厚さ調節に役立ちます。
他にもビタミンの仲間達、
例えば鰻や八つ目鰻に含まれるビタミンAは、角膜や網膜の細胞の保護や網膜の光を感じ取る細胞の材料に。
胡麻やオリーブオイル、大豆をはじめとした豆類に含まれるビタミンEは、網膜の酸化防止や血流改善に。
牡蠣(オイスター)や牛肉に含まれるミネラル亜鉛は、加齢性黄斑変性症の予防。
などなど目に役立つ栄養素を挙げることが出来ます。
これらは普段の食生活で和食を中心に取ることをおススメします。
しかし分かっていても、なかなか取れない場合には補助としてサプリメントを活用されるといいでしょう。
阪本漢方堂にはアントシアニン、アスタキサンチン、ルテイン、亜鉛、セレン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養素のつまった飲み易いソフトカプセルを取り扱っています。
60粒入りで1日2粒の飲み方であれば30日分目安、1日1粒であれば60日分目安で、お値段は7560円です。
また先にご紹介したサフラン1包1100円やクチナシの実100g入小袋810円
も取り扱っています。
皆さんの周りに、目の症状で困っている方がいらっしゃいましたら是非教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
* 価格は税込価格。令和4年7月現在
*1色覚 *2光覚 *3形体覚 *4虹彩の炎症
参考文献:「白内障と緑内障の正しい知識と最新治療」戸張幾生監修