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「なかなか治らない皮膚炎でお悩みのAさん 80歳代女性の例」    

皆さん、おはようございます。

京都市新京極入り口の阪本漢方堂です。

今朝は、漢方専門薬局の皮膚病相談をご紹介しましょう。

今までにお受けし良くなってこられた皮膚トラブルの相談内容は、ニキビ、アトピー性皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、おむつかぶれ、床ずれ、抜け毛、手荒れ、水虫など挙げられます。

しつこい痒み、顔や手などの赤みは人から見られるので、本当につらいものです。

阪本漢方堂の治療方針は身体の両側から。

身体の外側からは、漢方の塗り薬、薬草風呂、漢方保湿ローション

身体の内側からは、3タイプから提案

・手軽な薬草茶タイプ、

・飲み易い錠剤や顆粒タイプ

・本格的な煎じ薬タイプ などです。

近年は煎じる手間のかからない簡単かつ安全な自動煎じ器も登場しています。

「このやり方なら続けられそう!良くなれそう!」と納得出来る方法を、私達阪本漢方堂と一緒に相談して見つけ出して参りましょう。

かゆい犬のイラスト

相談の中で意識していることをご紹介しましょう。

例えば皮膚のカサカサタイプには潤す方向の生薬の組み合わせを、皮膚のジュクジュクタイプには乾かす方向の生薬の組み合わせを考えます。

カサカサとジュクジュクが同時にある場合は匙加減して調整して参ります。

痒みを改善するために、漢方の痒み改善の生薬の配合を考えるだけでなく、痒みの原因となっている皮膚表面に熱がこもっているか否かの確認や、色素沈着していないか、肌のきめ細やかさが無くてゴワゴワガサガサしていないかなどを確認して、その方の皮膚の状態にあった改善方法をご提案いたします。

 

ご来店できず、電話相談による配送をご希望の場合は患部の画像を添付メールにて送信してもらっています。

 

ここで1つ改善例をご紹介しましょう。

両足、両腕、背中など、なかなか治らない皮膚炎にお悩みの80歳代女性のお話。

足の皮膚表面が赤く、色素沈着している状態で、「痒みや痛み」は無い。

しかし両腕や背中をはじめ他の場所は、痒みを伴い皮膚が赤くなる。

3か月前に化繊の衣類が気になりだしたとのこと。

 

ご主人が当薬局の古いお客様で、50年来悩んでおられた尋常性乾癬が完治されたので、ご自身が皮膚炎で悩まれた時、自分も漢方薬を飲もうと相談にお越しになられました。

 

奥様は、皮膚の赤みや痒みから皮膚粘膜の炎症、色素沈着は血の滞りが原因と考え、その滞りの改善と共に、解毒排毒する生薬の組み合わせを基本とする提案を致しました。

初回相談から1か月半を飲み終える頃の来店時に「何か良いような気配を感じる」とおっしゃいました。

服用開始6か月半飲み終える頃の電話注文時に、「足の皮膚の調子が良く、色も薄くなってきている。そして長年手の指の皮がむけていたのが、知らぬ間に治っていた。身体全体がシャキッ!として朝も昼間も元気に過ごせている」と喜んだ声で話して頂けました。

私も、嬉しくなりました。

 

何歳になっても私達の身体には、傷ついた箇所や炎症を起こした箇所をちゃんと自己修復する能力が備わっています。

漢方薬は、その修復能力を高める、自然治癒能力を高めることにお役に立ちます。

 

皆様のまわりに、皮膚トラブルでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。

お盆期間中も通常営業しています。

相談の出来る薬局 阪本漢方堂

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