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2017/05/21 放送
「阪本の赤まむし」でお馴染の阪本漢方堂ですが、本日はマムシではなく「すっぽん」の話題をご紹介致しましょう。
先月の20日に、福井県立恐竜博物館の研究員らの共同研究で福井県勝山市北谷町にて発見されたカメの化石が、世界最古のスッポンの化石であることを確認した内容の論文が古脊椎動物学会の学会誌において発表された報道を、皆さん覚えておられていますでしょうか?
白亜紀前期と云う今から約1億2千年前の地層から掘り出されたわけですが、現在のスッポンの姿形と変わらない点が、とても興味深く感じられました。
さて皆さん、スッポンのイメージはどのようなものでしょう。
「精がついて元気になれそう!」「コラーゲンたっぷりでお肌に良さそう」「すっぽん 丸鍋は体の芯から温まる」などなど挙げることが出来ると思います。
よく調べてみるとスッポン料理は丸鍋以外にも料理の種類も多く、スッポンのコンソメスープや、スッポンの出汁巻き、スッポンの空揚げ、スッポンの肝の照り焼き、スッポン肉しぐれ煮など有り、先日訪ねたお店で食べたスッポンの空揚げは、歯ごたえのある鳥肉のようでした。
さて阪本漢方堂でもスッポン粉末としてスッポンを扱っております。
「100%すっぽん粉末」の御指定で買いにお越しになるのは、男性より女性の方が多いように感じます。
「コラーゲンたっぷりでお肌に良さそう」「最近、疲れやすくなったから飲みたいの」
と云うことでご注文頂くことが多いのです。
「スッポン」の粉末をお料理にお使いになるのも一つの方法でしょう。
では栄養素の面からみてみましょう。
コラーゲンをはじめ各種必須アミノ酸・各種ビタミン、それにカルシウム・鉄分・リンなどのミネラルとDHA・EPAなど不飽和脂肪酸などがバランス良く含まれます。
現代の研究から疲労回復・血行を良くする・肝臓の働きを助けることなどが分かって
きています。
ところで漢方の世界では、スッポンの甲羅(背中と腹)を生薬名として鼈甲(ベッコウ)・土別甲(ドベッコウ)と呼びます。
どのように私たちの体に役立つのでしょうか?
五臓で云うところの肝胆系・腎水系・脾胃系になじみやすく、身体を「気」「血」の巡りをよくして肝臓や脾臓の腫れをよくしてくれる働きや、体をシャンと元気にして体内に
こもった熱(例えば風邪の後のいつまでも続く発熱)を取り去ってくれる働きがあります。
その他に土別甲入りの漢方薬:延年半夏湯(えんねんはんげとう)を紹介しましょう。
桔梗の根や朝鮮人参など9種類の生薬が配合された延年半夏湯(えんねんはんげとう)は足が冷える、背中が痛くてだるい、肩がこる、みぞおちがつかえて痛いなど訴える慢性胃炎に用います。
このような症状でお悩みの方は、一度阪本漢方堂にご相談下さい。
阪本漢方堂では、スッポンを粉末にした100%の原末や、田七人参やマムシをミックスした粉末も取り扱っています。
ラジオをお聞きの皆さんの周りに、お肌の為、足腰の筋肉の為にコラーゲン、アミノ酸の補給を考えておられている方がいらっしゃいましたら、是非教えてあげて下さいね。
阪本漢方堂