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みなさん、おはようございます。
最近阪本漢方堂のお馴染みさんから、「転んで骨折した」とお聞きすることがありました。
この方は70歳代の女性ですが、「若い頃、転ぶことは滅多になかった。
たとえ転んでも、アザが出来るくらいで骨折することはなかったのに・・・」と嘆いておられました。
一番困るのは、「転倒から➡骨折➡寝たきり➡認知症への道」」です。
骨の組み合わせにより、私達の体全体、姿、形を作っているわけですが、骨の働きは複数あります。
1つ目は、頭や内臓を支える身体の支柱となっている機能(*1)で、
首の骨、腰の骨、太ももの骨など身体の様々な器官の重さを支えて、姿勢を保っています。
2つ目は、衝撃に弱い脳や心臓、肺などの内臓を骨格の中におさめて守る機能(*2)で、頭蓋骨や、肋骨、骨盤などです。
3つ目は、骨にくっついている筋肉が伸び縮みすることで、歩いたり座ったり、時には転びそうな場面では踏ん張ったり、
筋肉の伸縮を身体の運動に転換する機能(*3)で、膝関節、股関節、肘関節、肩関節などです。
これらの他にもまだまだ働き・機能があります。
このように大切な働きをしている骨ですが、骨の強度を保つにはどのようにしたらいいのでしょうか?
「骨強度」を高め、維持するには、「骨の硬さ」と「骨のしなやかさ」が必要です。
骨の硬さとはカルシウムの量。つまり骨密度。
骨のしなやかさとは、コラーゲンの質と量。つまり骨の質、骨質です。
「骨にコラーゲン?」と不思議に思われるかもしれませんが、コラーゲンのもと、アミノ酸が必要なのです。
骨を鉄筋コンクリートの建物だとすると、コンクリートの部分はリン酸カルシウムをメインに炭酸カルシウム、
リン酸マグネシウムなどで構成されていて、骨に強さを与えます。(*4)
このように、実は骨に含まれるミネラル成分はカルシウムの他にも、リンやマグネシウムも必要だったのです。
この部分が骨密度に関わります。
次に、縦に横に斜めに走る鉄筋部分は、主にタンパク質の仲間であるコラーゲンで、骨に弾力性を与え、骨折しにくくしてくれます。(*5)
加齢と共にこれが少なくなると、しなやかさ(弾力性)が乏しくなって骨折しやすくなります。
この部分が骨の質に関わり、先ほどの転倒➡骨折された女性のように
「若い頃は転んでもアザが出来るだけで、骨折までしなかったのに・・・」の話につながるのです。
さて、来週16日(月)敬老の日にむけて、吸収のよいイオン化されたカルシウム剤「タチカワ電解カルシウム」をご紹介いたしましょう。
普段の食事や、錠剤、サプリメントのカルシウムは結合型カルシウムで、胃酸によってイオン化に変化させてから小腸で吸収する流れです。
それゆえ、若くても胃酸を抑える胃薬を飲んでいる方や、加齢により胃酸の出が悪くなっているとカルシウムの吸収率は落ちてしまいます。
意識して食事やサプリでカルシウムを摂っても、きちんと吸収するまでには長い道のりがあります。
吸収の良いイオン化されたカルシウム剤には、100ml中、カルシウム(Ca⁺⁺)として80mg含まれおり、
普段のカルシウムを意識した食生活にプラスするイメージです。
お試し用50mlx6本入り 2640円
お徳用600m入り 4620円です。
敬老の日のプレゼントを思案中の方におススメです。
みなさんの周りに、近年背が縮んできた方、腰が曲がってきた方、骨粗鬆症と云われた方がいらっしゃいましたら、
是非阪本漢方堂を教えてあげてくださいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
*1支持機能 *2保護機能 *3運動機能 *4骨塩 *5骨基質