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みなさん、おはようございます。
ようやく、エアコンを使用せず寝られる季節になってきましたね。
最低気温が下がってくると、例年胃腸の具合の悪さを訴える方が増えてまいります。
これは、夏の暑さにより冷たい食べ物や飲み物を取り過ぎることが原因です。胃腸が冷えて消化器系の働きが滞りやすくなり、
下痢軟便や便秘、食欲が無くなって消化吸収する力も低下し、栄養を十分に摂ることができなくなります。
また、昼夜の寒暖差が自律神経系に影響を与え、身体的にも精神的にも不調を起こし、胃腸の具合を悪くしてしまいます。
さて、胃腸トラブルの相談では、食欲不振・消化不良・便がゆるい下痢する・お腹が張って気持ち悪い・
胃の辺りがモタ~ツとする、お腹に空気が溜まったかのような膨満感などがあげられます。
そのような場合に役立つ漢方薬、陀羅尼助丸(ダラニスケガン)と原料のガジュツ粉末をご紹介いたしましょう。
陀羅尼助丸は直径3mm位の小さな黒い粒で、飲まれる方の年齢によって1回に10粒や20粒30粒と加減して飲むもので、
ダラスケと呼んでおられる方も多いのではないでしょうか?
関西地方の家庭の常備薬として、また大峰山のお土産としても有名です。
実は陀羅尼助丸も「★★★(どこどこ)の陀羅尼助丸」と云うように幾種類かあり、当然配合される生薬の組合せも異なってきます。
その中で阪本漢方堂が気に入って仕入れているのは、大峰山陀羅尼助丸製薬有限会社製造の大峰山陀羅尼助丸です。
配合されている薬草は、ミカン科のキハダ・生薬名は黄柏(オウバク)、フウロソウ科のゲンノショウコ、
ショウガ科のガジュツの3種類から作られています。
黄柏(オウバク)は、ミカン科のキハダの樹皮で、胃腸トラブルの他に糖尿病、膀胱炎、痔、湿疹にも用いられています。
この黄柏を主成分とした胃腸薬は、陀羅尼助丸の他に、信州地方では百草丸(ひゃくそうがん)や
お百草、山陰地方の練熊(ねりくま)などがあります。
次にゲンノショウコ。
フウロソウ科の多年草のゲンノショウコの全草を用いており、江戸時代から民間薬として使用されてきました。
別名を玄草(ゲンソウ)と呼ぶほか、イシャイラズ、イシャナカセと云った別名もあるくらいで、
胃の働きを良くし、腸の働きを整え、便通の調整をしてくれます。
最後にショウガ科のガジュツは、普段食べる生姜と同じように根茎を使用するのですが、
切った面が薄紫色をしていることから紫ウコンとも云われています。
健胃作用、腸の蠕動運動をよくし、消化吸収を助ける働きの他に、痛み止めとして腹痛・生理痛・筋肉痛などに用います。
阪本漢方堂ではこのガジュツ粉末単独も100g810円で取り扱っております。
これらの生薬が配合されました大峰山のダラスケ・陀羅尼助丸は次のような方におすすめです。
食欲不振(食欲減退)、胃部腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸やけ、胃もたれ、
胸のつかえ、吐き気、便通を整える整腸、軟便、便秘によく効きます。
お徳用の瓶入りで、添付されているサジですくうタイプと、持ち運びに便利な分包タイプがございます。
お値段は、徳用の瓶入り3200粒入 3.190円
1包30粒入りで小包装の持ち運びに便利な分包タイプは
60包入 2.530円
27包入 1.320円 です。
忙しくてお越しになれない方の場合には、お送りもできますので、お気軽にお問合せくださいませ。
みなさんの周りに、おなかの弱い方、下痢や軟便でお悩みの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
価格:令和6年10月現在税込