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寒波の再到来により、ここ数日冷え込みが身体にこたえますが、膝や股関節の痛み、腰の痛み、手足のシビレなどは冷えでで悪化していませんか?
浮腫み&腎臓のお茶を買いに来られるお馴染みさんの中に、「冷え込んでくると膝や腰の痛みがまた出てきて、つらいのよね~」「陽気がよくなる春が待ち遠しい」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
冷えてくると身体もぎゅっと縮み、首肩にも余計な力が加わり、首肩のこりや肩関節の痛みもひどくなります。
またお尻の筋肉が冷えて硬く緊張した状態が続くと腰痛の原因にもつながります。
ご家庭によっては冬場でもシャワーで済ませられる方もいらっしゃいます。
お風呂、湯につかることは、毛穴を開き、皮脂や皮膚表面の汚れを洗い流し、身体を清潔にする働きの他に、温まることで、靭帯が柔らかくなり関節の動きも良くなります。
神経痛や腰痛、肩こりにお悩みの方には飲む漢方薬と共に、和漢生薬入浴剤を入れることで、更に入浴効果が良くなることからお勧めしています。(*1)
さて、腰痛をはじめ膝や股関節など関節の痛みや、時に足のシビレでお悩みの方に用いる漢方薬:独活寄生丸(どっかつきせいがん)をご紹介しましょう。
「独活」とはセリ科のシシウドで、筋肉や関節の痛み、手足の痙攣、腰痛、頭や歯の痛みに用います。
その他、16種類の生薬が配合されています。
トチュウ科の杜仲(とちゅう)、ヒユ科の牛膝(ごしつ)、ヤドリギ科の桑寄生(そうきせい)などの組み合わせは、筋骨(きんこつ)を強くする
セリ科の当帰、川芎(せんきゅう)、ボタン科の牡丹皮、ゴマノハグサ科の地黄(じおう)の組み合わせは、血を補い、巡らせる
筋肉や腱、骨などに対する栄養分(*血けつ)の不足や、エネルギーの素である「気」の不足により、関節の変形や、こわばり、それに屈伸のトラブルとして曲げられるが伸ばせない(*2)、伸ばせるけど曲げられない(*3)などの症状のある方におすすめしたくなります。
例えば、ご高齢の方で、すぐお腹がいっぱいになり若い頃のように食べられない方、逆に食べているが消化吸収が悪いのか身につかない方、睡眠の量が少ない、又は睡眠の質が悪く寝られない方など、漢方で云う「食べた物が血となり、肉となり~」が上手く行かず、気血(エネルギーや栄養)不足が背景にある方におススメできます。急性・慢性問わずの痛みにいいです。
寒さによる痛み以外に湿気、例えば梅雨の時期や雨の降る前日などに痛みやシビレが悪くなるタイプにも、おススメ出来る生薬の組み合わせが特徴です。
「独活寄生丸」
錠剤タイプ 8.800円(30日目安)620錠
顆粒タイプ 4.500円(10日分)
和漢生薬入浴剤「湯の素」
10包入り 2.200円
(画像クリックで、オンラインショップへリンクします)
今服用中のお薬と併用できる場合も多いです。
どんなお薬を飲んでおられるのか、いつごろから、どのような痛み具合なのかも、詳しくお聞きしております。その方に合った漢方薬、普段のお茶代わりとして使える薬草茶、入浴剤、マッサージクリームなど、様々な視点からご提案させていただきます。
皆さんの周りに、凝りや痛み、シビレ関係でお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
相談の出来る薬局 阪本漢方堂
表示価格:令和7年2月現在税込価格
*1 湯の素
*2 筋(肝)のトラブル
*3 骨(腎)のトラブル