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本格的な春の花粉症の季節がやって参りました。
阪本漢方堂でも、目の痒み、充血に評判の良い目薬(点眼薬)や、花粉症&アレルギー性鼻炎の漢方薬をお求めになられる方が多くなりました。
今回は、花粉症&アレルギー性鼻炎に役立つハーブティー「西洋イラクサ(別名:ネトル)」について取り上げてみましょう。
点鼻薬や、飲み薬と併用できる薬草になります。
西洋イラクサ(ネトル)は、草丈30~50cmほどのイラクサ科の多年草です。
原産地はヨーロッパからアジアと、近縁種を含めると世界中に自生する植物で繁殖力が強く、日本にも自生しています。
葉や茎にトゲ状の毛(*1)があり、直接手で触れると皮膚炎をおこしますので、自分で採取する際には注意が必要です。
皮膚炎を起こす成分は、加熱することでちゃんと無毒化されるので、ご安心ください。
ヨーロッパでは食用として料理にも使用されるようで、春先のアレルギー&花粉症や、ニキビ、蕁麻疹の予防として活用されています。
ケルセチン(*2)、ルチンなどポリフェノールに属する色素成分や、葉緑素(クロロフィル)、鉄、カルシウム、カリウムなどミネラル、ビタミンCや葉酸などのビタミンなど私達に役立つ成分が入っています。
花粉症で悩む方は、春先だけとは限りません。
スギやヒノキが終わる頃、こんどはイネ科の植物による花粉症が始まります。
イネ科の植物はカモガヤをはじめハルガヤ、ネズミホソムギなど種類が多く、春に咲く種類や、秋に咲く種類もあり、イネ科の花粉に反応される方は春から秋まで長丁場になります。
秋になるとアサ科のカナムグラやキク科の植物(ブタクサ)の花粉が飛ぶようになります。
それゆえ普段の水分補給・お茶代わりとして、早い目の対策がおススメです。
他の働きとして、利尿作用があります。
尿道炎をはじめ、主治医の先生から「水分を意識して飲んで、膀胱や尿道に菌が溜まらないように洗い流してくださいね」と云われている方におススメです。
この利尿作用を利用して、尿酸値が高く気になる方にもおススメします。
尿酸は遺伝子であるDNAや、エネルギー源であるATPと云われるエネルギー物質に含まれるプリン体が分解された老廃物です。
プリン体の含有量の多い食べ物だけでなく、常に私達の身体の中で作られ、そして捨てているのです。
尿酸は大便からではなく、小便・尿から身体の外に捨てています。
水分をしっかり飲んで、尿量を増やすと尿酸は減っていきます。
逆に悪くなるのは、夜の頻尿がつらいからと水分を控えている方、また大量の発汗、下痢などによる脱水状態があると、尿量が減り尿酸の捨てる量も減り、身体に溜まるのでまずいのです。
他にも骨や血管の強化の目的や、鉄分やビタミンC、葉酸も含まれているので血を増やす目的でお使いになるのもいいでしょう。
お茶以外にも、粉末にしてお料理に取り入れてみられるのもおススメです。
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皆さんの周りに、花粉症やアトピーでお悩みの方、貧血気味の方、尿酸値が気になる方がいらっしゃいましたら、是非阪本漢方堂を教えてあげて下さいね。
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