調合・処方

調合・処方

煎じ薬

 煎じ薬
メリット効き目が一番。香りの成分も薬効に。液体なのでお年の方が飲み込みやすい。
デメリット味と香りが強い

煎じるお手間はありますが、漢方薬そのものなので効き目が一番です。
1日または2日に1回、30~40分弱火でコトコト煮だして頂きます
出来上がった煎じエキスを3等分にして1日3回にお飲みいただくので1回量はコップ半分くらいです。(およそ150ML)

香りや味が漢方独特ですが、香りの成分も薬効になります。万が一飲みにくい場合は、お湯やお水で薄めたり、はちみつを少し加えてお飲み頂きます。
漢方生薬は葉や花など柔らかいものだけでなく、木の根や木片など硬いものもありますので土瓶で煎じていただくと遠赤外線の効果で生薬の有効成分を最大限に引き出してくれます。土鍋でも代用できます。鉄瓶は漢方成分と反応するので使用できません。ボタンひとつで簡単に煎じることができる自動煎じ機もあります。

顆粒薬​

 顆粒薬
メリット煮だす手間要らず。持ち運びに便利。お忙しい方も継続しやすい。
デメリット煎じ薬より効き目がおちる

煎じるお手間が省け、香りや味がマイルドになるので、お忙しい方や香りに敏感な方におススメです。1回分ずつ分包するので、外出先でも簡単に飲めます。
普段は効き目を優先して、煎じ薬で、お忙しいとき、旅行中のときだけ顆粒薬にされる方も多いです。

漢方薬なので1回量が少し多めですが、お湯に溶かして煎じ薬のようにお飲み頂くと効き目も近づきます。同じ処方でも配合が異なりますし、製法により効き目に差がでてきます。
阪本漢方堂では、効き目の良い原末を練りこんだ顆粒薬をなるべく使用しています。
原末で使用できない場合は賦形剤がなるべく影響のない顆粒を使用しています。
例えば、葛根湯は色々なメーカーから製品が作られていますが「阪本漢方堂さんの葛根湯はよく効きますね」、と言っていただいているゆえんです。

粉末​​

 粉末薬
メリット少量で薬効がある生薬を入れやすい。オブラート包みにできる。
デメリット飲み込める大きさにするため多くの種類をいれられない

原料を仕入れて阪本漢方堂で刻み、砕いて、粉末の滑らかさを確認しながら丁寧に粉砕しています。原末100%の効き目を体感してください。

粉末は飲みにくいと言われる方もいらっしゃいますが、オブラートで1回分ずつお包みすることもできます。
(1万2000円以上の粉末はサービスでお包みいたします。)
粉末だけでお飲みいただく方や煎じ薬には入れられない生薬を粉末にして煎じ薬と一緒にお飲みいただく方がいます。
漢方高貴薬の牛黄・冬虫夏草・鹿茸・熊胆などは粉末でお飲みいただくことが多いです。
粉末には動物性生薬が入ることが多いので、頓服的に精力減退の方やお疲れがたまっている方にもおススメです。

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